「ハーベスト」という言葉は、あまり聞き慣れない言葉だったのではないでしょうか?
ハーベストとは「作物などを収穫する、刈り取る」という意味があります。
「夢」や「目標」という実を収穫するために、計画的に種をまき、育て、収穫…というのが、この本で紹介するハーベスト的考え方なのです。
最近まで、とにかく突っ走り、無理をしてでも、虚像を作ってでも、実績をあげていこうというやり方が流行っていました。しかし、現在大変厳しい時代となっています。
簡単にでき上がった表面だけで身のないものが、あっという間に崩れ去っていく姿を、みなさんも目の当たりにしたのではないでしょうか?考えさせられることも、多かったのではないでしょうか?
最初に全力で走っていくことは、否定はしません。ある程度は大切なことです。
しかし、一つひとつ確実にキャリアを積んでいかなければ、基盤がないもろいものとなってしまいます。成功を手にいたれたとしても、長続きはしません。
ハーベスト時間術を実践していくと、一つひとつ「しっかり」「じっくり」「真面目に」人生を歩むことによって、ゆっくりでも確実に人生は良くなっていくのです。
いつも夢を思い描きながら、充実した人生を歩むことができるのです。
実は、私は器用に上手く生きている人を見て、少し嫉妬をしながら生きてきました。
真面目で負けずぎらいだけがとりえの人間なので、「遠回りしたって、時間がかかってしまっても、まっすぐ自分の思う道を着実に進んでいけば、絶対努力は報われる。いつか見ていろよ!」という気持ちで頑張ってきました。
「私は要領も良くないし、大きなことなんてとてもできないし…」という人も、いっぱいいると思います。大丈夫です。私がその典型な人間ですから!
これからは、私達のような人間が勝つ時代、評価される時代だと思いませんか?
そうは言われても、夢なんてないし、考えたこともない、今を生きるのが精一杯という人も多いと思います。
一度、目を閉じて考えてほしいのです。
夢とかそんな大それたものでなくても良いのです。
「こうしたい」「こうなりたい」って、どんな人だってありますよね。
「試験に合格したい」「女優になりたい」と、わかりやすい夢があれば一番良いですが、
「もっと痩せたい」「異性にモテたい」「失業中だけど、早く仕事を探したい」「結婚したい」「マイホームを買いたい」「長生きしたい」「あのバックを書いたい」」…夢って、そんなことからでも良いのです。目標があれば、毎日の濃さが違うはずです。
本書では、私の理屈抜きに、失敗も繰り返しながら、自然に身についたハーベスト時間術の実例を中心にお伝えします。
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