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最低賃金の改定について(平成23年)

 最低賃金制度とは、法律により賃金額の
  最低限値を定めた制度です。

  労使の合意があったとしても、
  最低賃金額より低い賃金での契約は無効になり、
  使用者は最低賃金との差額を支払わなくてはなりません。

  また、最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、
  50万円以下の罰金が定められています。
  (特定(産業別)最低賃金は30万円以下の罰金。)

  最低賃金は賃金の実態調査結果等を基に、
  毎年10〜11月頃に改定されています。

  最新情報は最低賃金に関する特設サイトをご参照ください。
    http://pc.saiteichingin.info/index.html


  ○最低賃金が適用される労働者

  最低賃金は雇用形態に関係なく、
  正社員はもちろん、パート・アルバイト等全ての
  労働者に適用されます(一部特例を除きます)

  ○最低賃金の種類

  最低賃金には「地域別最低賃金」と、
  「特定(産業別)最低賃金」の2種類があります。

  ・地域別最低賃金
  都道府県ごとに定められている最低賃金です。
  平成23年度は全ての都道府県で引き上げとなり、
  全国の平均額は前年度と比べて7円アップの737円になっています。

  平成23年度の全国の最低賃金を見てみると、
  東京都が最も高い837円、次いで神奈川県の836円、
  大阪府の786円となっています。

  関東圏内で比較すると、
  埼玉県→759円、千葉県→748円、栃木県→700円、
  茨城県→692円、群馬県→690円となっています。

  ・特定(産業別)最低賃金
  地域別最低賃金より高い水準を定めることが
  必要な産業に設定されています。

  特定最低賃金が適用される産業は各都道府県により異なり、
  全国で250件の最低賃金が定められています。

  例えば、沖縄県では「糖類製造業」や「畜産食料品製造業」など、
  北海道では「処理牛乳・乳飲料、乳製品、糖類製造業」などに
  「特定(産業別)最低賃金」が設定されています。

  両方の最低賃金が適用される場合は、
  高い方の最低賃金額以上の支払いが必要です。

  ○派遣労働者の最低賃金

  派遣労働者には、「派遣先」事業場の地域別最低賃金
  または特定(産業別)最低賃金が適用されます。
  使用者は、「派遣先」事業場に適用される最低賃金を
  把握しなければいけませんね。

  ○対象となる賃金

  残業代などによってその月の賃金は異なりますが、
  最低賃金の対象になるのは基本給や諸手当など、
  毎月支払われる基本的な賃金のみです。

  残業代、臨時の手当やボーナス、
  精皆勤手当や家族手当、通勤手当も
  最低賃金の対象になりませんので注意して下さい。
      

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