メールマガジンバックナンバー

退職時の有休の買取請求

今年いっぱいで退職とか、3月いっぱいで退職という方は多いですよね。28、29日あたりは、どこの企業も年内最終日ということで、「困ったちゃん」のことで、いつも数社、社長から相談の電話が…

「社長、今までお世話になりました。ところで有休休暇残っていますのでその分、お金で支払ってください。」と勝手なことをいう人がよくいます。

二度と会わないと思うと、何とでも言えるのですね。私なら、そんなかっこ悪いマネはプライドが邪魔してできないですけど。

残った有休の分を、買い取る必要があると思いますか?答えは「必要ありません。」

退職日が決定されて、その日がきた場合、そこで有休の権利は消滅するからです。

なら、退職日を伸ばせばいいのでは?会社は、一度決めた退職日を変更する必要はありません。(労使双方が同意すれば変更することはできます。)

今回のケースですと、「私は年内まで出社して、その後有休を使って休む予定です。退職日はいつになりますか?」と、退職日を決定する前に言われてしまえば、これは有休を使わせるしかありません。

有休の時効は2年ですが、その消滅に関しても同じことです。消滅する分を買い取ってあげる会社もありますが、あくまで任意です。個人的には、そういうことはお勧めしていません。

「有休が時効で消滅してしまうので、休みます。」 と言われたら、これも取らせるしかないのです。どんなに忙しくても。(前回勉強した時季変更権も行使できません。)

あくまで、法律論をお話ししましたが、あとは従業員のモラルと労使間の話し合いしだいですね。

バックナンバー一覧へ戻る

労使トラブル解決相談

  • トラブルの防止をお考えの企業様
  • トラブルを抱えてしまった企業様

当事務所は労働問題に強みのある社労士事務所です。

お気軽にご相談下さい

サービスメニュー

お読みください

SRP認証事務所

2008年11月 SRP認証事務所となりました。SRP認証は、個人情報保護の基準を満たした社労士事務所に与えられます。

多様な働き方実践企業

ROBINS確認者