賞与の金額って(2005年12月19日)

12月に入り、賞与がいろいろな会社で支払われています。

我が長沢事務所でも、「給与(賞与)計算」「社会保険の賞与支払届」の提出という仕事がありますので、全部のお客様の賞与について管理しています。

賞与って、いくらぐらい払ったらいいのだろうか?今回はとても支払う余裕などないけど、支払わないとまずいのだろうか?社長さんは不安になります。

なんでこんな金額が低いのか?うちの会社は、今回賞与ナシらしいけど法律違反なのでは?従業員は不満タラタラです。

気になるのは、「他の会社はどうなの?」ってことですよね。

うちのお客様(社労士の関与先)は、小企業もしくは零細企業がメインですが、賞与が支払えないところも多いのです。

賞与って、決して当たり前ではないのです。今まであっても「ナシ」になることも、今の時代多いのです。従業員の方には、なかなか理解してもらえないようですが。

銀行でやっとの思いで借りて今までは支払ってきたけど、もうダメだ、という会社も1~2年前まで多かったのですが、最近は全体として少しずつ好転してきた感じがします。

火の車のような状況の会社が、それでも意地で賞与を支給しているとかありますが、私はそこまで無理すべきではないと思います。本末転倒の結果がおきます。従業員のためと思い込んでいるだけで、本当はかっこ悪い自分を社長が見せたくないだけのようなケースも多いのです。

今の会社の状況をしっかり従業員にも把握してもらって、一丸となって会社の建て直しにがんばっていかなければいけない会社さんも多いのでは。

具体的な金額は、本当にいろいろです。従業員50名ぐらいまでの会社のイメージですが、やっと支給している会社は、一桁(五万円等)などもあります。三十万とか五十万ぐらいが、全員にコンスタントに支払われている会社は、「かなりいいじゃない!」って感じです。普段給与が高い会社は、賞与が逆に低いケースも多いです。

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